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| 「食事くらいゆっくり食べようじゃないか」という「スローフード」の運動が今、注目を集めている。 それは、10年程前にイタリアのブラ(BRA)という小さな町から始まった。 1927年5月リンドバーグが大西洋横断に成功してから旅客機が発達し、ジェット機の今、高速鉄道網、高速道路、 時間と戦う生活が我々は身に付いてしまった。インターネット、携帯電話などの通信環境もますますライフスタイルを気づかないうちに変化させてしまっている。 食事の時間や豊かさもいつの間にかスポイルせれてしまっていないだろうか? 早いことだけが、いい事なんだろうか? 元々イタリアは、食事の時間をたっぷりとるお国柄ですが、そんなイタリアにおいても世界的に進む食の均質化が進んで来ているようだ。 アメリカあたりから始まった手軽に、手早く、安価で、食べることができる「ファーストフード」が今や世界を席巻してしまいました。そのために、食生活やライフスタイルに変化が起こり、画一化された食が日常生活の中で幅をきかせて、郷土料理や地方色豊かな食、家庭の“味覚”を老いは忘れかけて若い人は知らないでいます。 そんな危機感から、危惧を抱いた人々から郷土の料理や伝統的で昔からの味の世界を守っていこうと「スローフード運動」が始まりました。 |
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| 「おふくろの味」というのがあります。近年は忙しいなどといい、冷凍やレトルト食品で簡単に食事の支度が出来るようになりました。家庭の独自の味付けがなくなって、どこで食べてもあまり変わらないものになってます。 料理を作る楽しさ、発見そんな話題の中で楽しく食べる豊かさをもう一度取り戻したいものです。食卓を囲んだ団らんには、家族に必要な時間とか躾や絆などにつながる大切なものがあります。 スローフード運動というのは @伝統的な料理を守って行く A安全で良質な食材を提供してくれる生産者を守る B子供達を含めた消費者に味の教育をすすめて行く という3つの考えを基本にして、単なるグルメとは違い、伝統的な食材や料理を守るということが基本的な考え方として活動が始まりました。 「食事」とは料理の味は3割で、残りの7割は、誰と一緒にどういう会話をし、どんな雰囲気の中で楽しい時間を過ごすかだと、ソムリエの田崎真也は言っています。 私たちも、一度だけの人生を、自分自身のためにゆったりと豊かに送ることを考えてみるのも悪くない、物質文明に押し流されないためにも・・・ |
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